銀行系、信販系、消費者金融系の違い

申し込みから、お金を借りるまでの流れをわかりやすく説明

ひとまとめにカードローンのサービスを提供している会社(金融機関)といっても、
会社の系統が違うために、サービス内容やルールが少しずつ異なる。

その系統は、大きく以下の3つに分けることができる。

  • 銀行系
  • 信販系
  • 消費者金融系

この3つの系統ごとで借りられる金額、金利、審査に大きな違いが見られるため、詳しく説明をしていこうと思う。

借りられる金額の違い

基本的にカードローンは限度額までの金額が借りられるルールになっているのだが・・・2010年6月に施行された総量規制によって、会社の系統によって借りられる金額に制限をつけられることになったのである。

この総量規制という新たなルールが以下の3つである。

  • 借りられる金額は年収の1/3まで
  • すでに1/3以上の借り入れがある人は追加で借りることができない
  • 収入がゼロの人は配偶者の同意書などの資料が必要

この規制が適応されるのは「信販系」「消費者金融」の2系統。

アコム、オリックスVIPローン、モビット、アイフルなどは総量規制の対象となるため、年収の1/3以上の借り入れをすることができないのである。

金利の低さ

金利の部分でも系統の違いによって差ができている。

例えば、銀行系であれば最高金利が他の系統よりも低く設定してある。
また、信販系は最低金利が他の系統よりも圧倒的に低い。

具体的な例を挙げるとすれば、

銀行系

三菱東京UFJ銀行カードローン:4.6%~14.6%
楽天銀行「スーパーローン」:4.9%~14.5%

信販系

オリックスVIPローンカード :3.5%~14.8%

消費者金融系

アコム:4.7%~18.0%
モビット:4.8%~18.0%

どうして、金利に差が生じているのか?というと、これも総量規制が関係しているように思われる。

消費者金融系は信販系は総量規制によって、年収の1/3しか貸すことができなくなった。そのため、低額の借り入れに対して少しでも高い利子(金利)を載せなければサービス展開が難しくなったのであろう。

また、信販系の会社は限度額を上げ、最低金利を下げることによって、他の2つとの差別化をはかることを狙ったに違いない。

一方、総量規制の対象外である銀行系は高額の借り入れが増えたことで、資金源にも余裕が生まれ、全般的に金利が下げられたのではないかと思われる。

審査の違い

ここまででは圧倒的に消費者金融系が不利な状況になっていると言えるのだが、消費者金融系が未だに利用されている理由がある。

それは「審査のスピードが速い」「審査に通りやすい」という
2点が大きく影響しているのである。

消費者金融系の審査スピードは最短で30秒などを謳っているところもあり、すぐにお金を借りることができる印象をアピールしている。

また、「審査に通りやすい」というのは、あくまでも私の主観ではあるが、少額の借り入れを受け入れるために、他の系統よりも審査の基準を甘めに設定することで、他との差別化をはかっている印象を受ける。

でなければ、銀行系と真っ向からぶつかることは不可能であり、借入希望者はサービス内容がはるかに上回る銀行系に全て流れてしまうと予想されるからである。(何度も言うが、あくまでも私の主観である)

最後に、各系統ごとの違いをまとめてみた。

  総量規制 金利 限度額 審査
銀行系 対象外 普通 普通
信販系 対象 低金利 高め
消費者金融系 対象 少し高め 少し低め

※あくまでも個人的な主観によるものである。

このように系統によって違いがあるのが理解していただけるだろう。

そうは言っても、最近では銀行系が有利な立場になっていることから、「レイク→新生銀行カードローン レイクへ」と銀行系へと蔵替わりをして、総量規制の対象外となる会社が増えている傾向にある。

このような状況を踏まえても、カードローンを利用するのであれば、
まずは銀行系の会社から選ぶことが最も賢い選択といえよう。