結局、いくら返せば良いのか?

どれだけお金を返せば良いのか?具体的に計算をしてみた

金利、利息、返済方法、残高スライドリボルビング方式・・・

細かいワードについては理解できるが、
結論、一体いくら返せば良いのか?

ごもっともな意見である。

返し方よりも、返す金額が最も重要なのはこちらも重々承知である。

(トラブルを回避するために基本的な知識を身につけていただきたいという、こちらの思いもご理解いただけたら幸いである)

ということで、お金を借りたら、いくら返せば良いのか?を詳しく説明していく。

まず、知っておいて欲しいのが「利息」である。

利息というのは借りたお金に対して、プラスしてかかる費用のことであり、
これは金利をもとに計算される。

計算方法としては
元金×実質年率×利用日数÷365日=利息

という計算式で求められる。

仮に10万円と50万円を借りた場合の利息をまとめると以下のようになる。

返済期間 10万円の場合 50万円の場合
30日 1,463円 7,315円
60日 2,926円 14,630円
90日 4,389円 21,945円
120日 5,852円 29,260円
150日 7,315円 36,575円
180日 8,778円 43,890円
210日 10,241円 51,205円
240日 11,704円 58,520円
270日 13,167円 65,835円
300日 14,630円 73,150円
330日 16,093円 80,465円
360日 17,556円 87,780円

仮に10万円を1年間(360日)かけて返済をした場合、
月々の返済額は単純計算で9,796円ということになる。
(借入元金+利息=117,556円÷12ヶ月=9,796)

そして、まずここでは返済期間が延びれば延びるほど、
返済額は増えていくということを理解してもらえれば良い。

なぜなら、最近のカードローン会社は「残高スライド元利定額リボルビング方式」を採用しており、この場合、毎月の最低返済額というものが決まっているからである。

では、この残高スライド元利定額リボルビング方式で10万円と50万円を借りた場合、最低返済額で返し続けるとどうなるかのシミュレーションも紹介しよう。

10万円を年利14.6%で借入れした場合

回数 1回の支払額 その期間の利息 借入残高
1 4,000円 1,200円 97,200円
2 4,000円 1,166円 94,366円
3 4,000円 1,132円 91,498円
4 4,000円 1,098円 88,596円
5 4,000円 1,063円 85,659円
↓↓↓
15 4,000円 691円 54,280円
16 4,000円 651円 50,931円
17 4,000円 611円 47,542円
↓↓↓
26 4,000円 227円 15,154円
27 4,000円 182円 11,336円
28 4,000円 136円 7,472円
29 4,000円 90円 3,562円
30 4,000円 43円 0円

総支払額:¥119,605

50万円を年利14.6%で借入れした場合

回数 1回の支払額 その期間の利息 借入残高
1 15,000円 6,000円 491,000円
2 15,000円 5,892円 481,892円
3 15,000円 5,783円 472,675円
↓↓↓
11 15,000円 4,860円 394,841円
12 12,000円 4,738円 387,579円
13 12,000円 4,651円 380,230円
↓↓↓
24 12,000円 3,621円 293,332円
25 10,000円 3,520円 286,852円
26 10,000円 3,442円 280,294円
↓↓↓
38 10,000円 2,433円 195,185円
39 8,000円 2,342円 189,527円
40 8,000円 2,274円 183,801円
↓↓↓
54 8,000円 1,234円 96,040円
55 4,000円 1,152円 93,192円
56 4,000円 1,118円 90,310円
↓↓↓
81 4,000円 117円 5,871円
82 4,000円 70円 1,941円
83 1,964円 23円 0円

総支払額:¥702,964

このように最低返済額で返済をし続けると、10万円でも完済するまでに2年半はかかるのがわかる。
また、利息に充てられる分も多く、元金の残高がなかなか減らない様子もよくわかる。

あくまでも最低返済額で返し続けたときの話ではあるが、
多くの人が月々の返済額を少なくしようとする傾向にある。

そして、返済の負担が少ないために、追加で借り入れをして、また返済期間が延びる・・・
という循環を繰り返すことになる。

追加で借り入れをすることは決して悪いことではないが、できる限り返済する金額を抑えるためにも、お金に余裕があるときには積極的に返済に回すことをオススメする。