賢い返済方法
スムーズかつ計画的に返済するための4つの方法
多くの人は、お金の借り方は教えてくれるが、その返し方はなかなか教えてくれない。
しかし、実際には借り方よりも、
返し方のほうが理解をしておくべきことなのである。
そこで、ここでは私独自の賢い返済方法を説明させていただく。
賢い返し方のポイントは4つ。
- 借りる前に考えていた返済額をぶらさない
- 毎月の返済額を必ず先に確保しておく
- お金があるときは一気に返してしまう
- 返済に対して1回でも妥協をしない
この4点を詳しく説明していく。
必ず、最後まで読んで欲しい。
借りる前に考えていた返済額をぶらさない
まず、一番初めは借りる前に
「毎月いくら返せるか?」というのを決めてしまうことである。
例えば、30万円借りるのを考えたときに「毎月3万円返せば、10ヶ月で返せる」と考えたのであれば、あなたには毎月3万円を返済する余裕があるはずなのである。
この自分の中のルールを絶対ぶらさないようにしていただきたい。
「なんだ、それくらい当たり前じゃないか」と思うかもしれない。
しかし、多くの人が借りる前と借りたあとでは、イメージしていた返済額を変えてしまうのである。
これはカードローン会社から「無理はしなくても、毎月○○円返せば大丈夫ですよ」という言葉を信じて、ついつい低い基準に下げてしまうのである。
しかし、残高スライドリボルビング方式が主流の昨今では、少ない返済額をちょこちょこ返していては利息の支払いだけがどんどん増えていき、なかなか元金を減らすことができないというジレンマに陥ってしまうのである。
そのため、いくらカードローン会社の人が、自分の考えていた返済額よりも低い金額を言ってきたとしても、必ず当初の予定通りの返済額を支払っていくことが好ましいのである。
毎月の返済額を必ず先に確保しておく
これは指定銀行口座からの自動引落しにしていない人に
覚えておいて欲しいことである。
人はお金があるとついつい使ってしまうもの。
だからこそ、給料日などでお金が手に入ったら、まず返済額を確保することを考えよう。
自分で管理ができないようであれば、途中からでも良いので、指定口座からの自動引落しに変える方が、計画的に返済できるということもお忘れなく。
お金があるときは一気に返してしまう
カードローンの返済は長引けば、長引くだけ損をしてしまう。
それは利息を支払わなければいけないからである。
(これは住宅ローンも自動車ローンも同じ)
そのため、お金に余裕があるのであれば、通常の返済額よりも多く返済をすることで、できるだけ返済期間を長引かないようにすることをオススメする。
また、少しだけ無理をすれば全額返せる!というのであれば、一気に全額を返してしまうのが、最も効率が良いということも覚えておいて欲しい。
ダラダラと長引かさずに、さっと返済をする!
これが賢い返済の極意でもある。
返済に対して1回でも妥協をしない
これは返済方法というよりは、意識をしておいて欲しいことである。
返済期限が迫り、お金に余裕がないと
「少しくらい遅れるのはしょうがない」
「1回くらい返済が滞っても大丈夫だろう」
というような気持ちが芽生えてきてしまう。
しかし、一度でも気を緩めてしまうと、あとは坂を転がり落ちるようにズルズルと返済遅延などを繰り返すようになってしまいます。
「いや、自分は違う」と思っていても、多くの人がこうした傾向があるのは事実なのである。人の自制心というのはそれほど強くない。
そのため、返済に対して1回でも妥協をせずに、最後まできっちりを返済をすることを常に心がけていただきたい。
結論、賢い返済方法というのは、
- お金があるならすぐに返す
- 返せるうちに、できるだけ多く返す
- 1回でも気を緩めない
という3つを常に意識することが重要である。
それができるかどうかはあなた次第。
外部からお金を借りているからこそ、これまで以上に自分に厳しくすることで、しっかりと返済をしていっていただきたい。